トイレに発生した虫の駆除方法を解説!あの虫の正体や発生原因とは

水回りの中でも特に虫が発生しやすいのがトイレではないでしょうか。

清潔にしているつもりでもどこからともなく虫が現れ困っているという方も多いと思います。そんな方へ向け、トイレに発生する虫の正体や駆除方法、また虫の発生を抑えるため発生原因についても解説していきます。

目次

トイレに多く発生する虫の正体とは

トイレでは特定の種類の虫が多く発生します。

トイレでよく見られる虫の代表格とも言えるのが「チョウバエ」と「紙魚(しみ)」です。それぞれの特徴やなぜトイレに発生しやすいのかを解説していきます。

トイレに発生する虫「チョウバエ」の生態について


チョウバエは体長1〜2mm程度の小バエで、羽の形が蝶々のようなハート型をしているところが特徴です。オオチョウバエやホシチョウバエなど種類がいますが一般的に総称してチョウバエと呼ばれています。

チョウバエの発生源は排水管や排水口、トイレタンクなど汚れており水のある場所です。そこからトイレ内に侵入します。

発生時期は4月〜11月で、成虫の寿命は2週間ほどですが、一生に200〜300程の卵を産むことから大量発生に繋がります。

チョウバエの駆除方法

チョウバエは一度に大量の卵を産み、繁殖をすることから卵や幼虫の段階で駆除をするのが効果的です。

チョウバエは、ヘドロなどの汚れを餌にして成長します。そのため、排水口や排水管などで髪の毛や垢などの汚れが溜まっている場合、そこを発生源としてトイレ内に侵入してしまいます。

トイレの排水口はパイプクリーナーなどで定期的に掃除をする。タンク内の清掃を定期的に行うなどで、繁殖を抑えることが出来ます。

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また、市販で駆除剤や小蝿トラップなども販売しているため、それらを活用することも効果的です。

トイレの窓のサッシが結露し水分が溜まっている状態だとそこを発生源として繁殖する可能性もあるため、こまめな掃除が大切です。

トイレに発生する虫「紙魚(しみ)」の生態について


紙魚は体長8〜10mm程の昆虫です。見た目は灰色で触覚が長く、平べったいのが特徴です。

暗く湿気の多いところを好み、体の平べったさから僅かな隙間でも侵入してくるため、トイレで見かけることが多い虫の一つです。

トイレは程よく湿気があり、隠れる場所も多いことから紙魚の絶好の隠れ家になりやすく、ほこりや髪の毛、トイレットペーパーの切れ端なども餌となります。

人間に直接的な害はありませんが、見た目の気持ち悪さから不快害虫として知られており、1年中姿を表すほか、寿命も7〜8年と長いためトイレに住み着かれてしまったら、どうにか駆除したい昆虫です。

紙魚の駆除方法

紙魚を発見した場合、新聞紙などで叩いて駆除する方法がもっとも番手早いですが、紙魚は小さく動きも俊敏なため、逃げられてしまうかもしれません。
その場合、殺虫剤の使用が効果的です。

紙魚が逃げ込んだ場所に殺虫剤を吹きかけておくことで、紙魚を駆除することが出来ます。

殺虫剤は人間にも有毒であるため、小さいお子さんやペットなどが触れる恐れがある場所には使用しないか、使用した後はしっかり拭き取ることが大切です。

トイレに虫が発生しない環境づくり


トイレに発生する虫は、カビやほこり、人間の髪の毛などを食料とし繁殖するものが数多くいます。日頃からトイレ内にほこりやカビを発生させないよう、こまめに掃除をするなど心がけましょう。

また、トイレの僅かな隙間なども虫の絶好の隠れ家となりやすいため、トイレの壁や床がひび割れて隙間ができている場合は補修、修理をするようにしましょう。

プロの害虫駆除業者に依頼をする


上記で紹介したような方法をとっても虫の発生が治らない場合、トイレ内で大量に虫が繁殖してしまっている可能性もあります。

その場合は個人で駆除をすることにも限界があるため、専門の害虫駆除業者に依頼することをおすすめします。

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いつまでも発生する虫に悩んでいるのであれば、一斉駆除を依頼してしまった方がスムーズでしょう。

まとめ

トイレは清潔に保ち、カビなどを発生させないことが虫の発生の抑制に繋がります。

また、トイレタンクの中や排水管、排水口など普段は目につかない場所が虫の発生源となっている場合もあるため、定期的なメンテナンスが重要となります。
一度、虫が発生してしまうと住み着いたり繁殖をし、いつまでもいなくならないという事態になりかねません。虫は最初の一匹を発生させないよう、対策をしていくことが大切です。

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