猫砂でトイレつまりを起こした際の対処方法|業者に依頼したらいくらかかる?

皆さんは猫の排泄物を人間のトイレに流したりしていませんか?

ペットで猫を飼っているお宅には必ずあるトイレの猫砂。猫の排泄物には、この猫砂が付着している場合が多く、それが原因でトイレの詰まりを起こしてしまうケースがあります。

今回は猫砂をトイレに詰まらせてしまった時の対処方法と業者に修理を依頼したときの費用の目安をご紹介します。

目次

猫砂がトイレに詰まる理由


猫砂を人間のトイレに流すとなぜ詰まってしまうのでしょうか。それには、猫砂の特性が大きく関係しています。

猫砂は猫のおしっこなど水分を含むと固まる素材を使っています。これは猫の排泄物を塊にし、処分がしやすいようにするためなのですが、人間のトイレに流してしまうとドロドロの粘土のように固まった猫砂が排水口や排水管の中で詰まってしまいます。

猫砂がトイレに詰まると水が流れないだけでなく、最悪の場合、逆流を起こすこともあるため注意が必要です。

詰まってしまった場合の対処方法


猫砂がトイレに詰まってしまった場合、早急に詰まりを解消しなければなりません。専門のトイレ修理業者に依頼するのも方法ですが、症状によっては簡単に自分で直すことも可能です。

自分で直す場合と業者に依頼する場合、それぞれの方法と費用を解説します。

トイレ詰まりの修理費用相場はこちらで解説しています。

自分で修理を行う方法

軽度の詰まりであれば個人で修理を行うことで費用をかけず行うことができます。

猫砂がトイレに詰まった時はラバーカップ(スッポン)を使用して詰まった猫砂を引っ張り出します。

ラバーカップを使うときはトイレの排水口に隙間ができないように密着させゆっくりと押しつけます。そして、勢い良く引っ張ることで水が吸い寄せられ詰まっているものが解消されるという仕組みです。

ペネロペ
3〜4回引っ張ってみて水が流れるか試してみましょう。

ラバーカップがご家庭に無いという方はホームセンターなどで1,000円程度で購入することができます。

より強力な真空式パイプクリーナーもおすすめ

ホームセンターにはラバーカップの倍ほどの値段で「真空式パイプクリーナー」という商品も売っています。

原理はラバーカップと同じく水圧を利用して詰まりを引っ張り出すというものです。しかしポンプ式となっており、ラバーカップよりも強力な力で引っ張り出すことが出来ます。

ペネロペ
こちらは修理業者も使用することがある道具のため正しく使用すれば大体の詰まりは解消できるでしょう。

しかし、これでも解消できない場合、排水口で大量の猫砂が固まっていたり、排水口自体に問題があるケースが予測されます。その場合は専門の業者に修理を依頼するようにしましょう。

トイレの修理業者に依頼する場合

上記の方法でも改善しない場合、専門の修理業者に依頼する必要があります。

また、自分で修理を行うのが不安という方やすぐにでも確実に直したいという方は最初から業者に依頼することをおすすめします。業者に依頼をする場合、作業内容によって費用は変わってきます。

一般的な作業方法の一つとして、排水管の水に圧力をかけて詰まりを解消する「高圧ポンプ」を使用した場合にかかる費用は、4,000円〜1万円程とされています。

上記の方法では解消せず、便器を着脱しての作業が必要となった場合、1.5万円〜3万円程度の費用がかかります。まずは、症状を確認してもらい見積もりを出してもらうことが大切です。

おすすめのトイレ修理業者はこちらで紹介しています。

まとめ

トイレに猫砂が詰まってしまった時の対処法についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。軽度な詰まりであれば個人での修理も十分可能ですが、無理に行い状況を悪化させないためにも業者に依頼するという選択肢も重要です。

また近年では、水に流せるタイプの猫砂も販売しており、臭いの問題からどうしても猫砂をトイレに流したいという方はそちらを使うようにしましょう。

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