トイレの急なトラブルにも即時に対応してもらえるトイレ修理業者は非常にありがたい存在ですが、数多くあるトイレ修理業者の中には高額な費用を請求してきたり、対応が悪いなど悪徳とも言える業者も存在します。
今回はそんな修理業者を見分ける方法と、実際に被害にあってしまった時に起こすべき行動について解説していきます。
悪徳なトイレ修理業者を見分けるポイント
トイレの修理業者は良心的な価格設定で質の高い技量を持った業者も数多くあります。
しかし、トイレを少しでも早く直したいという利用者の気持ちにつけ込み、悪意を持った業者も存在することは事実です。そのような業者の被害にあわないために悪徳業者を見分けるポイントを紹介していきます。
1.他社と比較して極端な低価格である
トイレの修理業者は数多く存在していますが、どの業者も基本的な修理作業であれば料金にそこまで差はありません。いわゆるトイレ修理の相場というものが存在しているためです。
しかし、相場と比べ極端に価格が安い業者は要注意です。はじめに低価格という印象で客を呼び込み、後から様々なオプション料金を追加してくる場合があります。
対策として依頼する前に価格にはどのような項目が含まれており、これ以外にかかる費用はあるのかしっかりと確認をしておくことです。
2.費用の内容を詳細に説明してくれない
費用を明確にするために、どの作業にいくらかかるのか、追加で費用が発生するのかなどを事前に確認してはっきりと提示してもらいましょう。
実際には必要のない工程や機材などを使い費用をカサ増しするケースや高額な追加費用を請求してくるケースが考えられます。また、見積もりを出したがらない業者や見積もり料金を請求してくる業者も注意が必要です。
3.業者のホームページに法人名や所在地が載っていない
昨今ではホームページなどは簡単にそれらしいものを作ることができます。
そのため、実際には存在しない架空の会社でも本当にあるかのようにホームページが作られている可能性があります。ホームページでは、運営会社の名称や所在地、会社概要などがしっかりと明記されており、信頼できる業者であるかを確認しましょう。
4.依頼した会社名と違う名前の作業員が来る
実際に修理に来た作業員が名乗る会社名が依頼した会社と違った場合、注意が必要です。
悪徳業者は、複数のサービス名で広告を出しているケースがあります。その場合、トラブルに発展した後に問い合わせをしてもサイトが消えていて連絡が取れないという事態になりかねません。
実際に被害にあってしまった時の対処法
業者に頼んだ後に思った以上に高額な請求をされてしまった場合の対処方法をご紹介します。依頼してしまったから仕方ないと泣く泣く支払うのではなく、毅然とした対応をすることが大切です。
依頼後に高額な追加費用を請求された場合
業者を依頼し、作業が始まった後に想定よりも作業が困難であるという理由や、追加の作業が必要であるとの理由で当初より高額な費用を請求されるケースがあります。
すると、そこまでの作業費用を請求される場合がありますが、最初に「修理が完了しなくても費用は発生する」という契約を結んでいない限り途中段階で支払う必要はありません。
ぼったくりされないために知っておきたいトイレ修理相場はこちらでご紹介しています。
実際に支払ってしまった場合
すでに高額な費用を支払ってしまいその金額に納得がいかない場合、依頼した業者に電話をし、作業内容の再確認を行いましょう。
その後、消費者センターへ電話をし相談を行います。場合によってはクーリングオフの対象となる場合もあるため、泣き寝入りせずまずは相談をすることが大切です。
まとめ
悪徳業者を回避するためには、複数の業者を比較することが大切です。また、極端に価格が安い業者や価格表示が不明瞭である業者は最初から避けるのが安全でしょう。
トイレのトラブルは急に発生することが多いため、常日頃からもしもの時はどこの修理業者に依頼するか決めておくと安心です。